ストップモーション彫刻


ポップアップ作品は、それを見る機会があれば素晴らしい。しかし、もしそうでなかったら?メルボルンのデザイナーたちは賢い解決策を提案した。それは、ストップモーション・アニメーションとして生き続ける一時的な公共彫刻だ。 メルボルンのフェデレーション・スクエアに設置されたこのメビウス・インスタレーションは、数々の賞を受賞したスタジオ、エネスがクリエーター・チームと2週間かけて制作したものだ。彼らは21個の大きな三角形の形を作り、それを敷地内に配置した。これらは2分ごとに再配置された。それぞれの異なる配置はフィルムに収められ、ストップモーションビデオにまとめられ、彫刻が街の中を循環するパターンで移動しているように見える。 彫刻の街への出現は一時的なものだったが、このパブリック・アート・インスタレーションはビデオという形で不滅のものとなった。アニメーションがスクリーンに限定されることなく、このようなロケーションベースのプロジェクトが物理的な空間にそのプロセスをもたらすのは興味深い。 私たちは、現在18ヒューエット・ストリート・ギャラリーで開催中の「アニメート・エブリシング」展でも、このアイデアを探求した。この展覧会のために、私たちはグラフィティ・アーティストのインサに、私たちのビルの側面に実際にあった一連のグラフィティ作品を基にしたアニメーションGIFの制作を依頼した。ウェブ上で共有されるビデオやGIFの人気が高まるにつれ、私たちは、より多くの現実のパブリック・アートがアニメーション・アートとして生き続けるのを見るのを楽しみにしている。



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