皮肉なことに、プロテインはシリアルやスキンケア、歯磨き粉に至るまで、あらゆるところに含まれている。プロテインは栄養というよりも、文化的資本やステータスに近い。ブランドにとっては、10年前にケールが巻き起こしたような誇大広告の波に乗っているのだ。
競争的なウェルネスFORUMが指摘したように、健康とはもはや単にバランスや寿命のことではなく、パフォーマンスや比較、美的センスのことである。ウェルネスは競争へと変貌を遂げ、終わりのないリーダーボードとなり、プロテイン摂取数、ウェアラブル・トラッカー、マラソンのようなホットヨガセッションが、アイデンティティのスコアカードとなっている。そして、この強迫観念を察知したブランドは、それをマネタイズしようと躍起になっている。
かつてウェルネスとは、マインドフルネス、スローダウン、バランス、呼吸を表していた。しかし、過去10年のどこかで、そのささやきは「プロテイン・ウォーター、プロテイン・ガム、プロテイン・ピザ」のGIFループに変わってしまった、 プロテイン・ピクルス幼児用プロテイン・シェイクは革新か、やり過ぎか?
Via スナックスショット